和食の基本的な調理法とされる、「調理の五法」とは、
食材を「生(切る)」、「煮る」、「焼く」、「蒸す」、「揚げる」の5つの調理法で調理すること。
お米をメインに取り扱っている、AKOMEYA TOKYOではこの「調理の五法」を加え、お米を「炊く」調理法をプラスした6つの調理法に使用する食道具を「アコメヤの基本の食道具」として開発しました。
どの食道具も、食材をよりおいしく調理ができること、使い勝手がいいこと、長く使い続けていただける質やメンテナンスの背景を備えていること、にこだわって長い時間をかけて開発されています。
こだわっている分お値段は張りますが、実際に使っていただくとその実力を必ず実感いただけます。
少しずつ、本物の道具を揃えて豊かな生活を。
アコメヤの基本の食道具

NEW!!蒸す

ここ最近、人気の出ている蒸篭(せいろ)。
アコメヤをはじめ、量販店などでも人気で品薄になっているお店も多数の人気アイテムです。
そもそも、せいろの魅力とは?
・ふっくらおいしく仕上がる
蒸気によって水分が補われるので食材がふっくらと仕上がり、時間が経ってもぱさつきにくい。
・ヘルシー
油を使わず、肉や魚の脂が適度の落ちるため低カロリーで健康的な食事になり、ダイエット料理としても人気。
・栄養素を逃さず調理
ビタミンやミネラルなどの栄養素が残りやすく、素材本来の味をたのしめる。
・簡単で手軽に調理できる
同時に複数の食材を蒸すことができるため、調理時間を大幅に短縮が可能。お湯を沸かしている間に食材を切って、蒸して、蒸しあがったらそのまま食卓に出せる、見栄えの良さや手軽さも魅力。
アコメヤでは、蒸したい食材によって使い分けられるよう、定番人気の中華せいろにプラスして、この春から和せいろも新たにご用意しました。
深さのある本体と、厚い木蓋が特徴の和せいろ。深さがあるので茶碗蒸しや大きな食材も蒸すことが可能。また、厚い木蓋によって蒸気を閉じ込めることができるので加熱が早く、短時間で蒸しあがるのが特徴です。木蓋には国産の東濃ひのきを使用しておりひのきの香りもお楽しみいただけます。
▼向いている料理
おこわ・茶碗蒸し・蒸し野菜、肉(大きい食材)
和せいろ18cm本体 3,850円/18cm用蓋 2,640円
多くの人になじみのある中華せいろは、和せいろに比べて本体が浅く、蓋が編み目になっているのが特徴。蒸気を逃がしやすい構造のため水滴が落ちにくく、また、2~3段重ねての使用も可能なため、数種類のおかずを一度に調理することができ、時短調理に向いています。
▼向いている料理
飲茶・蒸し野菜、肉(薄く広げて蒸す)
杉中華せいろ18cm・21cm 本体・蓋 各1,650~2,090円
NEW!!揚げる

揚げ物専用の方手鍋が新登場!!
「焦げにくい」「錆びにくい」「丈夫で軽い」の3つの魅力が詰まったフライパンづくりを行うリバーライトとAKOMEYA TOKYOがコラボレーションしたシリーズに待望の揚げ物用のお鍋が登場しました!
揚げ物には油の温度を高いまま保つ蓄熱性が重要なため、フライパンや炒め鍋に使用しているものよりも厚い2.0mmの鉄板を使用し、油が冷めにくく高温をキープすることができる揚げ鍋を実現しました。また、十分な深さがあることでたっぷりの油で揚げることができるため、均一に食材を揚げることができます。
直径が大きすぎると油をたくさん使用する必要があるため経済的ではありませんが、こちらは場所を取らず3~4人分の揚げ物を作るのに最適な直径20cmのサイズ感。保管場所を取らないのも嬉しいポイントです。揚げもの時の油切りに便利な網も付属。
リバーライト 片手揚げ鍋 9,350円
切る

新潟県三条の包丁工房「タダフサ」とコラボレーションした包丁
良い包丁の条件はなんといっても「切れ味がいい」こと。オールステンレス製の包丁が主流の中、切刃に鋼材を使い切れ味にこだわり、道具の手入れも楽しみながら良い包丁を何十年も使い続けることを奨める、タダフサのそんなものづくりへの思いに、アコメヤは共感しオリジナルの包丁つくりに取り組みました。
切れ味のいい鋼を錆に強いステンレスで挟み込んだ三層構造のブレードを使うことで、鋼の切れ味とステンレスの錆びにくさの両方の利点を活かしています。三徳包丁とペティナイフの中間の大きさの「小三徳包丁」のサイズはAKOMEYA TOKYOオリジナルの形です。
手に持った時の持ち心地や、キッチンの雰囲気に合わせてお選びいただけるよう、柄の素材は「ブビンガ」と「山桜」の2種類でご用意。
ブビンガは、長い時間をかけてゆっくりと成長するため、繊維がとても緻密で堅くて重く、また粘りがあるのが特徴。
その堅さゆえに耐摩耗性が高く、傷やへこみにも強く、また、その粘りから折れや裂けに対しても強いので包丁の柄の素材として大変適している素材です。頑丈で長持ちするので、長く愛用することで経年変化も楽しむことができます。
タダフサ三徳包丁 19,800円/小三徳包丁 18,700円/ペティナイフ 17,600円
山桜は、家具やカトラリーによく使用される木材で、水に強く硬さもあり包丁に適した素材。明るめの色味で木目も優しいのが特徴なので、キッチンが明るい雰囲気になり毎日の食事つくりも楽しくなりそう。
タダフサ三徳包丁 19,800円/小三徳包丁 18,700円/ペティナイフ 17,600円
焼く

鉄フライパン初心者でも焦げない、錆びないフライパン
45年以上こだわりを持って鉄のフライパンを作り続けるリバーライトの鉄のフライパン。扱いが難しいと思われがちな鉄フライパンですが、「窒素鉄」を用いることで、食材がくっつきにくく焦げにくく、錆もできにくいので、毎日使いにぴったりです。
リバーライトのフライパンは2サイズをご用意しています。じっくり育てたフライパンとじっくり育てたフライパンは見た目にも差が歴然!じっくりと育てたフライパンの魅力は、使うほどに油がなじみ、具合がよくなっていくことにあります。しっかりお手入れをすれば、愛用しながらさらに良い状態へ育ち、何十年も使い続けられます。
リバーライトフライパン26cm 8,800円/28cm 9,350円
中華料理や、量、汁気のあるものを炒める際に便利な、フライパンより深さのある炒め鍋。家族の人数や作りたい料理によって大きさを決められるように、24、26、28、30cmと2cm刻みの豊富な4サイズで展開しています。
お弁当や朝食つくりに欠かせない、たまご焼き機もご用意しました。
リバーライト炒め鍋各種 8,580~10,230円/たまご焼き小 6,380円
煮る

軽くて丈夫ですぐに沸く、行平鍋
中村銅器の行平鍋の魅力は、手作業で槌目打ちを施し、軽さと丈夫さを持ち合わせ、実用性に優れた行平鍋であること。すぐにお湯を沸かせる熱効率の高さや、永く使い続けられる丈夫さ、扱いやすい軽さや持ちやすさを追求しています。軽さを追求したアルミと熱伝導率の高い、銅の2種類の素材をラインナップ。
板厚2.0mmのアルミ板に手作業で槌目打ちを施すことで、軽さと丈夫さを持ち合わせ、実用性に優れています。鎚でたたいて金属の粒子を締める(鍛金)ことで、変形しにくく強く硬くすると同時に鍋の表面積を大きくして熱効率を向上させます。機械で一度に型押し成型したものに比べ、強度が強く、職人の手で作業で鍋の縁ぎりぎりの部分まで槌目をつけて仕上げています。15・18・21cmの3サイズご用意。
◎熱伝導率が非常に高いため、沸くのが早いだけでなく冷めるのも早く、お味噌汁など細やかな温度調整が必要な調理に適しています。
◎槌目により表面積が広く、火の当たりが柔らかく、対流で食材を均一に加熱するので、ムラなく味の整った煮物に。
◎アルミの軽さ、くびれがあり握りやすく熱くならない木製ハンドル、両口の注ぎ口による扱いやすさ。
中村銅器 行平鍋 アルミ 3,520円~5,500円
昔からプロの料理人に愛用されている銅の鍋。
軽さではアルミに劣りますが、熱伝導と蓄熱性では非常に優れた素材。中でも中村銅器製作所の銅の行平鍋は、職人の鍛金技術によって1.5mmの銅板がさらに耐久性を高め、永く使い続けることができます。また、金属臭を防ぐために、内側を錫でコーティングしていますが、よくある剥げやすいメッキではなく、一つ一つ手引きで錫を焼き付けることにこだわって作られています。
◎熱伝導率が非常に高いため、一か所に熱がとどまらず、加熱ムラ、焦げ付き、片煮えがしにくい。
◎蓄熱性に優れているため、弱火にしておけば同じ温度で均一に熱を伝えることが可能。弱火で長時間煮込む料理に。
◎鍋の内側に錫をメッキではなく焼き付けているため、油がなじみやすく、炒めたり焼いたりする調理にも◎
中村銅器 行平鍋 銅 18cm 19,800円
炊く

10分火にかけて、10分置くだけでふっくら美味しいご飯が炊ける土鍋
お米を扱うAKOMEYA TOKYOにとってなくてはならない調理方法、「炊く」。
「炊く」ことに特化した調理道具としてアコメヤでは、有田焼の黒釉ごはん土鍋をご用意しています。
難しいと思われがちな土鍋ごはんを簡単に炊けるように開発した、有田焼の黒釉土鍋は、火加減いらずで強火でたった10分で炊けるという手軽さが何よりの魅力。原料にはペタライトという貴重な鉱物が通常の土鍋よりも多く配合されており、より高い強度と耐火力が保たれています。また、通常の土鍋に比べ、高い温度で長時間じっくりと焼かれ、しっかりと焼きしまっていることで丈夫でシミやにおいがつきにくくなっています。
有田焼黒釉土鍋の魅力
◎土鍋は熱が伝わりづらく、40~60度の温度帯になる時間が長いので、お米のおいしさを決める酵素の働きが活発になり、よりおいしいご飯を炊くことができます。
◎丸みのある縦長な形状によってお米の対流を妨げず、肉厚の成型でじっくりと熱を伝え遠赤外線効果によってお米の旨味を逃すことなく、火加減いらず。
◎割れにくく丈夫で汚れやにおいがつきにくくお手入れも簡単。
黒釉ごはん土鍋は、ご家族の人数などに合わせて選べる、1合・2合・3合・5合の4サイズ展開。土鍋を永く愛用いただくため、ぶつけて欠けたりしやすい内蓋、外蓋に関しては、別途ご購入いただけるようにしているので何かあった時も安心です。
有田焼 黒釉 ごはん土鍋 1~5合用 10,450円~39,600円/内蓋・外蓋各種 2,200円~7,700円
IHの熱源しかないからとあきらめていた方にも土鍋ごはんを楽しんでいただけるように開発された、「IH炭かまど」は、IHで使えない土鍋を加熱するための設置型加熱器。かまどでご飯を炊くように、炭板を使って加熱。周囲から包み込む熱で炊き上げます。陶器のリングに溜まった熱がお鍋をしっかり保温。ご飯をおいしく蒸らします。
「有田焼黒釉ごはん鍋」1合用に合う150サイズ、2・3合用に合う180サイズの2サイズ展開です。
有田焼 IH用土鍋加熱器 「IH炭かまど」 150 11,000円/180 12,320円