- 鍋島藩の御用窯があった大川内山に所在する伝統的な窯元「寛右エ門窯」による伊万里焼の平飯碗。
ごはんがきれいに盛れるように口径が広く浅い形状になっており、中心にこんもりとご飯を盛った時に器の余白とのバランスがよく、お米と器の両方の美しさが際立ちます。元は「お茶漬けを最後まで美味しく食べられる形のお茶碗を」という料理店からの要望をもとに作られた型で、口にあたる部分の強度と薄さにこだわり、啜りやすくできています。また、重なりが良く、収納スペースに無駄が生じない、洗いやすく水切れが良い形状でもあります。少し高めの高台は手で持ち上げやすく手に馴染むサイズ感です。ご飯だけでなく煮物碗としても活用して頂きたい逸品です。
<伊万里焼>
佐賀県伊万里地区で明治以降に焼かれた磁器の総称。江戸時代、伊万里地区の大川内山には鍋島藩の御用窯があり、鍋島焼として将軍や朝廷に献上されていました。呉須染付や色鍋島、鍋島青磁といった様式が特徴で一般庶民の目に触れることはありませんでした。廃藩置県により鍋島藩は消滅し、「鍋島藩の御用窯」としての鍋島焼は失われました。現在はその様式を受け継いだ大川内の窯元が作るものを「伊万里焼」「鍋島焼」と呼んでいます。
こちらは外側の青磁と内側に吹墨を組み合わせたデザイン。ひとつの器に釉薬を2種類使う「掛分け」という技法で、非常に難易度が高く技術が必要です。熟練の職人が独自の道具を使い、ひとつづつ手作業で装飾しています。
関連の読みもの
- 素材
- 陶磁器
- サイズ
- 直径14.5、高さ6 cm
箱:幅15.8、奥行15.8、高さ6.4 cm
- 原産国/原産地
- 日本(佐賀県)
- 取り扱い注意事項
- 電子レンジ・食洗機:可
※食洗機の利用は可能ですが、長くご愛用頂くために手洗いを推奨しております。
- 品番1
- ZACCA
- 発売日
- 2024/08/27 19:00:00
- 商品区分1
- おまとめギフト
- カラー
- 青磁吹墨
関連キーワード
※こちらの商品は一点一点手作りのため、品質に個体差がございます。絵付けの違い、かすれや濃淡、貫入(釉薬のヒビ)、形のゆがみなど、手作業ならではの表情としてご了承ください。





























































































































