前回のAKOMEYA通信「おにぎりの美味しい握り方」につづき、ごはん同盟さんにインタビュー。
ごはん同盟さんの活動理念「おかわりは世界を救う」は、AKOMEYA TOKYOが創立当初から大切にしている「一杯の炊きたてのごはんから広がる幸せ」という理念と通じ合うもの。
インタビューは、ごはん同盟さんの活動のきっかけやこれから目指す未来、お米や農業の現状と課題についてなど、お米を愛する同志として、とっても共感する内容に!その模様をお届けいたします。
ごはん同盟さんの活動理念「おかわりは世界を救う」は、AKOMEYA TOKYOが創立当初から大切にしている「一杯の炊きたてのごはんから広がる幸せ」という理念と通じ合うもの。
インタビューは、ごはん同盟さんの活動のきっかけやこれから目指す未来、お米や農業の現状と課題についてなど、お米を愛する同志として、とっても共感する内容に!その模様をお届けいたします。
ごはん同盟
ご飯好きの、ご飯好きによる、ご飯好きのための、炊飯系フードユニット。試作係のしらいのりこさん、試食係のシライジュンイチさん、ご夫婦ふたりで活動中。
ホームページ:https://gohandoumei.com
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ごはん同盟さんの活動のきっかけ
―― よろしくお願いします。お二人の服、かわいいですね!(黒い長袖に白いエプロン)いつもお二人は同じ服装なんですか?
シライジュンイチさん(以下「ジュンイチさん」):このパターンが多いですね。黒か白の服を着ることが多くて、エプロンはいつも白ですね。「ごはん」っぽくありたいと思って。
しらいのりこさん(以下「のりこさん」):黒は「海苔」をイメージしています(笑)
―― 海苔!かわいいです。あらためまして、「ごはん同盟」さんの活動のきっかけと主な活動内容を教えてください。
ジュンイチさん:私たちは、もともと新潟県出身。私の実家が米農家で、父が育てたコシヒカリで育ったのですが、家を継がずに東京に出てきてしまったんです。それで、何かちょっと親孝行なことをしたいなと思って、実家のお米を個人販売でマルシェとかで売ることを始めたんです。
お米を売りつつ次の展開を考えていたときに、のりこさんが料理の仕事をしていることを活かして、お米を炊いて大勢で食べるイベントをやったらいいんじゃないかと思いつきました。そのイベントを企画した時につけた名前が「ごはん同盟」なんです。
―― 「同盟」というのには何か意味があるんですか?
ジュンイチさん:最初は遊びの活動だったので、「とりあえず、ごはん同盟とかでいんじゃない?」って、思いつきのノリでやっていたところがありました。でも、今では「ごはん同盟」という名前に寄せられてか、「お米を炊いて食べる人を増やしたい」という意味合いが強くなって活動の内容も広がってきましたね。
―― 結果として、ごはんを楽しむ人が増える、その人たちも含めての同盟。
ジュンイチさん:基本メンバーは2人なんですけど、ごはんを食べる人たちも含めての同盟、ですね。
ごはん同盟を名乗ってイベントを定期的にやっていると、「あなたたちごはんに詳しいんだったら、お米の炊き方教えてよ」という依頼をいただくようになったんです。さらには、料理雑誌からごはんにまつわるレシピ考案のお話もいただくようになって、だんだんとお仕事の割合が増えてきました。 最初は遊びから始まったものが、今や本業になってしまいましたね。
―― すごいですね!お米料理って、ある意味無限ですよね。ごはんがベースになって、それに合うものってなったら本当に。
のりこさん:お米は無限ですよね。食材としてのお米だけでなく、酢や味噌など、お米に由来する発酵調味料も含めればキリがないです。日本にはたくさんの調味料がありますから。
ジュンイチさん:最初は、お米料理という意味での「ご飯」だったんですけど、ご飯に合うおかずとか、食事としての「ごはん」まで守備範囲が広がってきた感じはしています。
のりこさん:日本では、お米でもパンでも麺でも、食事をとる時に「ごはんを食べよう!」と言いますよね。それで、たまにパンのお仕事をすることもありますよ。これも「ごはん」だからいいかって(笑)
―― もはや(笑)
ジュンイチさん:「しらいさん、白いもの大好きですよね」って、よく言われています(笑)
―― 白いもの!(笑)
お米を食べる人を増やしたい