酒造りに使用する仕込み水は、丸世酒造店のある中野市から近い奥志賀高原の雪解け水を井戸で汲み上げ、さらに「信大クリスタル(R)」によって濾過した水です。
「信大クリスタル(R)」は、長野県にある信州大学の研究で生み出された機能性無機結晶材料で、その一つである重金属吸着材は、水中の有害物質を高効率かつ選択的に除去します。
奥志賀高原の雪解け水である井戸水は、酒造りの酵母が活きるために大切なミネラルが多いやや硬水ですが、その中には酒を酸化させやすい鉄なども含まれます。
「信大クリスタル(R)」を用いて水を濾過することで、酒造りにおいて有用な成分と除去したい成分を細かに設定でき、理想の水、理想の酒に近づけることができるのです。
酒造りから出る酒粕を酒米づくりに利用