「アコメヤの木桶味噌」の記事
① 木桶職人復活プロジェクトのこと
② 河野酢味噌製造工場のこと
③ 木桶作りと名入れのこと
④ 木桶味噌仕込み以来初めての口切りをしました!
⑤ 夏場の糀作りと追糀
⑥ とうとうアコメヤの木桶味噌完成!
② 河野酢味噌製造工場のこと
③ 木桶作りと名入れのこと
④ 木桶味噌仕込み以来初めての口切りをしました!
⑤ 夏場の糀作りと追糀
⑥ とうとうアコメヤの木桶味噌完成!
河野酢味噌さんで現在行われている木桶味噌作り。前回は、木桶味噌仕込み以来初めての口切りの模様をお伝えしましたが、今回はその数日後に行われた、糀作りと追糀の模様をお伝えします。
味噌の製造工程では、1度目の糀作りと仕込みが冬に行われますが、さらに味噌の香りと甘みを豊かにするため、夏場に2度目の糀作りと追糀が行われます。
冬場に比べ夏場の糀作りは難しいそう。
河野さん:「糀作りは、お米を蒸して糀菌の種付けをすることです。蒸しあがったお米に雑菌が入る前に粗熱を一気に冷まし、お米の温度を32~34℃にしてからすぐに糀菌の種付けを行います。
蔵の中の温度が冬場は5~10℃くらいなので蒸したお米がすぐに冷めるのですが、夏場の蔵の中は26~27℃くらいになり、なかなかお米が冷めないので、送風をつけたり消したり、表面が乾いてしまわないように混ぜたり、冷めムラができないようにするのが難しいのです。」