構想3年、開発2年!「和のおかず」をカレーで表現する、AKOMEYA TOKYOの新しいレトルトカレー|AKOMEYA TOKYO

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構想3年、開発2年!「和のおかず」をカレーで表現する、AKOMEYA TOKYOの新しいレトルトカレー

「和のおかずをカレーにしたら、もっとごはんがおいしくなるのではないか。」そんな発想から生まれたのが、AKOMEYA TOKYOの「和のおかずを具材にしたカレーシリーズ」です。
構想がスタートしたのは約3年前。本格的な商品開発は約2年前から始まり、「鶏大根」「豚角煮」「肉じゃが」という、日本の食卓で親しまれているおかずをカレーとして表現する挑戦が始まりました。
今回は商品開発を担当したAKOMEYA TOKYOのバイヤーに、企画の背景や開発秘話を取材。理想の味を実現するために、パートナーであるキャニオンスパイスとともにつくり上げたこだわりについて伺いました。


「和」をどう表現するか。その答えが「おかず」でした
シリーズ開発は、2年前の夏にスタートしました。「アコメヤらしい和の要素を取り入れること」が大前提だったといいます。
最終的に定まったのが、日本人にとってなじみ深い「和のおかず」というコンセプトでした。カレーに和の要素を加えるのではなく、和のおかずにカレーを合わせるという発想です。
この発想には商品開発上のメリットもありました。例えば「出汁カレー」というテーマだけでは、どうしても味の方向性が似通ってしまいます。
しかし「おかず」を主役にすれば、その料理に合わせてルーを1から設計でき、シリーズとして広がりを持たせやすくなります。
実際、「鶏大根カレー」「豚角煮カレー」「肉じゃがカレー」の3種類のルーは、すべて異なるレシピで作られています。


ルーはすべて「おかずありき」で設計
「鶏大根カレー」は、トマトのほどよい酸味とカシューナッツのコクを生かしたルーが特徴。インドカレーをベースにしながらも、鶏肉と大根のおいしさを引き立てる軽やかな口当たりに仕上げられています。
「豚角煮カレー」は、炒め玉ねぎやはちみつ、みりんなどを使った、濃厚でコクのある味わいです。やわらかな豚角煮にうずらの卵を添えて、コクがありながら最後まで食べ飽きない味わいに仕上げています。
そして開発担当者が「一番苦労した」と語るのが「肉じゃがカレー」です。目指したのは、蕎麦屋のカレーやカレーうどんのような、出汁をしっかり感じる味でした。しかし、出汁を強くするとスパイスが埋もれ、逆にスパイスを立たせると出汁の存在感が薄れてしまいます。試作は5~6回に及び、「ここで決まらなければ発売に間に合わない」という段階まで調整を重ねたそうです。

それぞれのおかずに合わせてルーも1から設計されており、「おかずをカレーで味わう」というコンセプトが細部まで表現されています。


パートナーは、1,000種類以上のレシピを持つ「キャニオンスパイス」
この構想を形にするため、AKOMEYA TOKYOがパートナーに選んだのが、「キャニオンスパイス」です。
同社は1979年に創業。スパイスの研究からスタートし、これまで1,000種類以上のレシピを開発してきたOEMメーカー。豊富な開発実績を生かしながら、レシピや製造条件をデータベース化し、品質を安定して再現できる体制を整えています。
レトルト食品業界では、大量生産が一般的です。しかし大量生産では難しい小ロット生産や具材の手詰めなど細かな要望にも応えられる「キャニオンスパイス」の体制が、本格的なスパイスの調合と具材の食感にこだわった商品づくりを支えています。
バイヤーには、商品の個性と安定供給を両立させるための判断力も求められています。


「手詰め」だからこそ、おかずらしい具材感
このシリーズの特徴のひとつは、存在感のある具材です。
豚角煮カレーにはうずらの卵、肉じゃがカレーにはこんにゃくなど、一般的なレトルトカレーではあまり見かけない具材が使われています。しかも、それぞれできる限り大きくカットされています。
それを可能にしているのが、一部工程で行われる手作業による具材の充填です。
ルーの製造などは機械化されている一方で、具材は手で詰めていきます。
大量生産には向かない方法ですが、最後まで具材感を楽しめる商品づくりには欠かせない工程でした。
例えば肉じゃがカレーでは、当初はバラ肉を使う案もありました。しかし、「食べ進めるうちに肉がなくなってしまう」という理由から、粗めのひき肉へ変更されました。最後の一口まで具材と一緒に食べられるよう、細かな調整が重ねられています。


おいしさを支える「ブランチング」というひと手間
キャニオンスパイスでは、肉を「ブランチング」(湯通し)と呼ばれる下処理にかけています。
肉を熱湯で数分間加熱し、臭み、血、不純物を取り除きます。表面を加熱して旨みを閉じ込め、煮崩れを防ぎます。このひと手間が、お店で食べているような味を生み出します。


カレーを通して、日本の食卓を愉しむ
取材を通じて印象的だったのは、「カレーを作っている」というより、「食卓を提案している」という姿勢でした。
和食をカレー風にアレンジするのではなく、日本の家庭料理を主役に据え、その魅力をカレーという器で表現する。だからこそ、ルーには出汁や醤油、みりんといった和の調味料が自然に溶け込み、具材も料理ごとに最適な形が追求されています。
そして「和のおかず」というコンセプトには、今後さらに新しい味を展開していける可能性も秘められています。
食卓になじみのある一品を、スパイスという新しい視点で再構築する。そんな挑戦が、この「和のおかずを具材にしたカレーシリーズ」には詰まっています。

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AKOMEYA TOKYO/ 肉じゃがカレー
(肉じゃがカレー)
AKOMEYA TOKYO/ 豚角煮カレー
(豚角煮カレー)
AKOMEYA TOKYO/ 鶏大根カレー
(鶏大根カレー)