昨年までとの違いは、「口ほどけの良さ」
昨年までのおにぎりブレンドは、ややもっちりとした食感が特徴でした。
今年はそこから一歩進み、ほろっとほどける口当たりを重視しています。
もっちりしすぎると、握り加減によっては固くなりがちですが、今年のブレンドは粒感を残しながら軽やか。
冷めても重たくならず、具材の味を引き立てる設計です。
現場の実感が、ブレンドの説得力を高めた
篠原さんの案が支持された背景には、日々の実感があります。
千葉の店舗に配属された当初、店長の渡邉さんからお米の基礎を学び、多くの品種を実際に炊いて食べ比べてきました。
また、私生活では4年間、毎日お弁当を作り続けてきた経験もあります。
「お弁当は作りたてを食べるものではなく、食べる時に温めたり、冷めたまま食べることも。そう考えると、冷めてもおいしいごはんは本当に貴重だと感じました」
その実感が、「冷めてもおいしいおにぎり」という開発コンセプトと重なり、ブレンド案に具体性を与えました。
ブレンドだからこそ到達できる、おにぎりのおいしさ
ブレンド米は、それぞれの品種の長所を見極め、最適な割合で組み合わせることで、用途に特化したおいしさを引き出すことができます。
このおにぎりブレンドは、まさにその考え方から生まれました。
単一品種ではたどり着けない、「おにぎりとしての完成度」を追求したごはんです。
日常のおにぎりを、少し特別な存在に