飯南町農家さんの食卓に取材班でうかがいました。|AKOMEYA TOKYO

カテゴリから探す

飯南町農家さんの食卓に取材班でうかがいました。

前回の記事に続き、今週も「農事組合法人 長谷営農組合」に密着。笑顔が集まる食卓に取材班でうかがいました。
突然の訪問ながら快く迎えてくれた、和田さん家。 食卓には、地元、飯南町でとれた色とりどりの野菜やお肉などが並びます。
左から、福米を使用したおにぎり2種類、人参や椎茸の漬物などの副菜、イノシシ肉の煮つけなどのメイン。
着席してまず驚いたのが、漬物の野菜の、色鮮やかさ! シャキシャキとした食感が楽しく、延々と食べられてしまいます。絶妙な塩加減で、おにぎりがススムススム~。
「過度な味付けはしていないんですよ。舞茸の漬物なんか、塩をふり冷凍しておいたものを洗って細く切っただけ。近頃はあまりとれなくなってしまったので貴重品なんですけどね」。
一番人気は、イノシシ肉の煮付け。味がしっかりと染み込んでいて、噛むほどにうまみがじゅわっと広がります。独特の臭みもまったくなし。取材班一同、食べる箸が止まりませんでした!
「これも実際に自分たちで狩ったものなんですよ。醤油・砂糖・みりん・生姜を混ぜたタレに漬け込んで煮るだけで出来上がり。なかなか手に入らない調味料を使ったり長時間調理したりするなど、特別なことは一切していないんです」。
話を聞くほど、シンプルで豊かな食事が身近にある組合のみなさんを羨ましく感じました。
そんなみなさんは、手塩に育てたお米や野菜を食べることをどう感じているのでしょうか?
「自分たちの作っているお米には自信があります。ほかの街に行ってお米を食べるとうちのが食べたいなと感じるんですから。ここは、近くにスーパーはないし、寒暖差も激しく生活しにくいなと思うことはありますが、これからもつくり続けて、ひとりでも多くの人にこのおいしさを届けたいなと思っています」。
農家さん自慢のお米を実際に出雲大社で奉納してきたので、次週は、奉納の様子を紹介。出雲大社の顔でもある、巨大なしめ縄の話も必見です!