アコメヤの木桶味噌ができるまで③「木桶作りと名入れのこと」|AKOMEYA TOKYO

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アコメヤの木桶味噌ができるまで③「木桶作りと名入れのこと」

小豆島の「木桶職人復活プロジェクト」、岡山県真庭市にある「河野酢味噌製造工場」、そしてAKOMEYA TOKYOの3社がタッグを組み作り上げる「AKOMEYAの木桶味噌」。

「木桶職人復活プロジェクト」については、以前のAKOMEYA通信「木桶職人復活プロジェクトのこと」でもご紹介いたしました。
今回は、その小豆島で行われた「木桶職人復活プロジェクト」のイベントにAKOMEYAのメンバーも参加させていただいた、木桶作りのことをご紹介します。

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釘や接着剤を一切使用しない木桶。
液体が漏れないよう木を削り、隙間ができないように木の素材も考えながら組み合わせていきます。

組み合わせる材料が完成したら、落書き作業。
桶を組み合わせたら100~150年木桶がこわれて解体されるまで見ることが出来ない面にメッセージや想いを込めます。
桶組みが終わったら、箍(タガ)を作る作業。
長い竹を割って、ヤスリをかけ、1本1本を編みながら仕上げていきます。
桶の大きさに合うように、慎重に。そして大胆に。
サイズが合わなかったらやり直し。根気のいる作業です。
やっとのことで編み上げた箍をすべてはめたら、焼きつけて強化。
竹から油が出て、ぎゅっと引き締まります。
夜遅くに、やっと完成。
1つの木桶ができるまでに思っていた以上の人の手が加わり、 そして思った以上に重労働かつ緻密な作業。
しかしながらこの作業があるからこそ、100年以上もつ木桶が生まれ、そこに住む微生物が気持ちよく暮らすことが出来るのです。
完成した木桶は後日、岡山県真庭市の「河野酢味噌製造工場」へ木桶の職人さんが運び入れ、いよいよアコメヤの木桶味噌 ファーストヴィンテージ仕込の準備の始まり。
その前に、今回の取り組みをクラウドファンディングにて告知しご支援いただいた皆様の名前を底面に1つずつ手書きで記載。
これから、長い長い期間を味噌と共に歩んでいきます。

より一層、味噌の完成が楽しみになってまいりました。
次回は少し時期が空き、木桶味噌の経過報告となります!お楽しみに!

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