古くから養蚕と織物業が盛んで「桑都」とよばれていた八王子で100年以上続く織物工場。
伝統工芸品・多摩織を続けながら風合いに重きをおいた、作品のような製品作りをモットーにしています。
伝統工芸士である四代目の澤井伸氏は時代に合った形での伝統技術の継承が大事と考え若い次世代を担う技術者の育成を行い、常に革新的なチャレンジを心掛けています。
柔らかく繊細な糸は本来ニット製品に使用されることが多く、生産性を重視した高速な織機では織るのが難しいため織物の製品としての流通は多くありません。澤井織物工場では手織りに一番近いとされる自動織機であるシャトル織機でゆっくり織ることで織物として製品にすることを可能にしました。
身に着けていることを意識させないふんわりとした軽さながら、しっかりと暖かい心地よさをぜひ体感してください。