自然のサイクルを考えた優しいお米「シギの恩返し米」|AKOMEYA TOKYO

カテゴリから探す

自然のサイクルを考えた優しいお米「シギの恩返し米」

 
「一杯の炊きたてのごはんから繋がり広がる幸せ」を一人でも多くの方に感じてほしい。
AKOMEYA TOKYOがこだわりをもってセレクトしているお米は、生産地へ出向き日本各地から厳選したものをお届けしています。
常日頃から愛情を注いでお米作りに励む生産者の努力と想いを、“美味しいしあわせ”にかえて伝えたいと願ってきました。
私たちがこれまで大切に培ってきた「お福分けのこころ」と、人と生きものと田んぼ、そしてお米のご縁が繋がり、美しい自然や生きものと共生しながら農業を持続可能なものにしていく「シギの恩返し米」プロジェクトが始動しました。
本プロジェクトは佐賀県・シギの恩返し米プロジェクト推進協議会とWWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)が生物多様性分野で協業し栽培管理による米づくりを始め、AKOMEYA TOKYOは作り手の思いを使い手に伝える繋ぎ手として、五ヵ年計画で2021年より取り組みをスタートします。

野鳥が暮らしやすい環境づくりを田んぼから

シギの恩返し米プロジェクトの舞台、佐賀県佐賀市「東よか干潟」は、国際的に重要な湿地として2015年にラムサール条約湿地に登録され、渡り鳥であるシギの日本一の渡来数を誇ります。干潟とそこに面した農地には、絶滅危惧種である野鳥や植物、魚類が数多く生息しています。ここ東よか干潟付近の農地では、干潟で暮らす生きもののため長年多くの農家が農薬や化学肥料を減らす特別栽培※でお米を生産してきました。
また、本年より佐賀市独自の新たな試みとして植物の免疫力を高める農法で生きものや環境への負荷を軽減するため、化学合成農薬の成分回数を当地比7~10割減に取り組みました。
※特別栽培 農薬や化学肥料を50%以上減らして栽培したものを、県が特別栽培農産物として認証したもの。

美味しいお米が自然のサイクルを調和する

野鳥の餌場・休憩場をつくるため、麦をつくる二毛作を行わず水張りをする「冬水たんぼ」や、クリークに生息する淡水魚類など多様な水生生物の保全のため「生物多様性に配慮した水路改修」を採用するなどの取り組みが進められています。
これらの取り組みは、農林水産省が持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術革新に取り組む農業者を表彰する「令和2年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門で九州農政局長賞を受賞しました。
田んぼは持ち主だけのものではなく、みんなが住む環境の一部と捉えているのです。
「シギの恩返し米」は、この豊かで美しい東与賀で自然と生きもの、そして人がいつまでも共生することを目的として生まれたお米です。山林から農地を経て、川やクリークから豊かな水が注ぎ込まれる。この自然の循環は人の暮らしや生きものにとって大きな恩恵をもたらしています。
これまで行ってきた特別栽培の方法に加え、ITを駆使した持続可能な農業を取り入れた新たな農法で作られています。
シギの恩返し米の品種は特別栽培米 佐賀県産「夢しずく」。
つやとのどごしの良さ、ほど良い柔らかさともちもちとした食感が特長です。噛むごとに広がるお米の甘味を感じられます。
本プロジェクトの新米をAKOMEYA TOKYO全店及びオンラインショップにて、2021年10月15日より発売いたします。
シギの恩返し米プロジェクトを通じ、人も自然も生きものたちも、同じ東与賀の豊で美しい自然の中でいつまでも幸せに生きていけたらと願っています。
つやとのどごしの良さ、ほどよい柔らかさともちもちとした食感が特徴

10月15日(金)発売予定
令和三年度産 シギの恩返し米「夢しずく」 
3合瓶詰(白米) 税込 ¥1,620(税抜 ¥1,500)
真空2合パック(白米) 税込 ¥648(税抜 ¥600)