人気の秘密がわかるはず。 アコメヤのフリーズドライ出汁味噌汁の製造現場に潜入!|AKOMEYA TOKYO

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人気の秘密がわかるはず。 アコメヤのフリーズドライ出汁味噌汁の製造現場に潜入!

フリーズドライ企画第3段となる今回は、AKOMEYA TOKYOの人気商品、フリーズドライ出汁味噌汁の作り手「株式会社コスモス食品」を紹介。人気の秘訣は、味はもちろん、作り手のこだわりにもありました。
兵庫県は三田市にある、株式会社コスモス食品。仕入れる食材は、生産地まで足を運んで選ぶほど、こだわっているそうです。「自分たちは農家さんたちが食物を作ってくれているからこそ、仕事があるんです」と話すのは、研究開発室のリーダー、中田亨さん。
工場に送られてきた食材は、まず「原料選別場所」に運ばれ、選別されたあと、計量されるそう。砂糖などの幅広い商品に使う調味料は1回に3~4トン仕入れているのだとか。その後、丁寧に調理をしてから1食分にわけられ、マイナス30度以下の冷凍室で完全に凍らせてから、真空乾燥機で乾燥させているそうです。
その後ひとつずつ包装したら完成です!
こういった生産業務以外にも、スタッフ間で綿密にミーティングを重ねたり、農家さんや消費者さんの声を聞いたり、とよりよい商品を届けるために、やることは山積みなのだそう。
「最近、『WAZAWAZA(わざわざ)工房』というスペースを作ったんです。ここは少量から生産できるので、量を作ることができない農家さんを救ってあげられる。わたしの地元の淡路島にも、量産できないというだけで仕事の幅を狭められてしまっている農家さんが、たくさんいらっしゃるんですよ」
目先の利益だけではなく、農家さんの気持ちも汲む。そんな会社で働くみなさんが一丸となってつくったフリーズドライをいち早く食べさせていただきました。
まるでチーズをたった今かけたかのような本格的な味わい。よりおいしくするために、チーズは一回焼いているそう。
最後に、今後の目標を聞いてみた。
「今はひとつの“保存方法”として使われていますが、今後はフリーズドライという製法を使わないと出せない食感に挑戦していきたいんです。そうすればもっとたくさんの人に親しんでもらえると思うので、フリーズドライならではの『お菓子』などにも挑戦して、未来に届けられる新しい食文化をつくっていきたいなと思っています」。